[Todai to Texas]SXSW2015に挑戦する日本のイノベーター達

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2014年日本を騒がせたスタートアップ達が参加したTodai to Texas

GO! SXSW2015 WEBサイトでは、Todai to Texas2015を密着取材しています!

今回は、Todai to Texasの概要と12月に行われたDemoDayの様子をお伝えします。

まずは映像をご確認ください!

Todai to Texasとは?

Todai to Texasとは、東大関連の学生/卒業生が関与しているスタートアップに、SXSWトレードショーというグローバルなチャレンジをさせ、来場しているユーザーや取引先、投資家からのダイレクトな反応をもらう機会を与え、成長させる事を目的としたプロジェクトで、昨年(2014年)から始まりました。

12月に行われるDemoDayにてプロトタイプを使ったプレゼンテーションを行い、勝ち取った数チームが見事SXSWトレードショーに出展する権利を得る事が出来ます。

SXSW2014で挑戦したスタートアップ達は、その後日本や世界を騒がせるほどに大成功!

SXSW2015のDemoDayに挑戦したスタートアップ/プロジェクトも、今後の活躍が見逃せません。

DemoDayへの挑戦者達

11チームが英語でプレゼンテーション!日本国内の有望起業家達が集結


01: handiii (exiii) ★2位→SXSW2015へ★

高価でカスタマイズができない義手の世界を、3Dプリンタやスマホを活用することで革新するビジョンを掲げ、義手のプラットフォームを作っているexiiiのhandiii。

デモでは”じゃんけん”を見せながら、実際に腕に装着して使用している協力者の映像も見せる事で、審査員に感動を与えて二位を獲得!

02: JAWS

360度カメラと連動した自動議事録を生成するアプリケーション。

LINEのようなUIが素晴らしく、とてもかわいらしい使いたくなるという声がとても多かったアプリケーションでした!

03: Phenox Lab ★1位→SXSW2015へ★

自律的に飛行をする事ができるドローン。プログラマブルなプラットフォームになっており、カメラと音声を使ったインタラクティブな操作も自分で作る事ができます。

Phenoxが今後更に広がった世界を想像させたデモが会場をワクワク感に包み、一位を摑み取りました!!

04: Pixie Dust ★4位(同点)→SXSW2015へ★

超音波スピーカーを使い、細かい粒で空中にグラフィックを描き、スクリーンにしてしまうというビックリ技術!デモでは、その場に現れた”空中スクリーン”に大きな歓声が上がり、見事四位を受賞!

05: Hachiko

既存のスケジューラーアプリは、自分の予定を記録するのはいいけれども、人との調整はしずらいというのを解決できるスケジューラーアプリ。

セッションやイベントで過密スケジュールになりがちなSXSWに向けて、“SXSW Organizer”を作るというアイデアもとても面白かったです!

06: KARADA VIEWER UT-Heart

医療の現場にある課題を解決する専門的なヘルスケアプロダクトのアイデア。

心臓を3Dでインタラクティブに操ることができるシミュレーションアプリケーションで、患者の診断だけでなく医療教育でも活用が見込めるとのこと。早くプロトタイプができる事を祈っています!

07: Sensprout ☆3位→SXSW2015へ☆

インクで基盤を作る事が出来るAgICを使い、低コストで土壌の状態を観測できるようになるキットのプロトタイプ。

今まで計測していた以上の密度で、更に広範囲に土壌の状態が観測できるようになると、農業や森林保護だけでなく土砂災害の解決にも繋がるそうです。

かわいいデザインとそのテーマの大きさに3位を獲得!会場からは、SXSW ECOにも出してみるべき!という声も挙りました。

08: Personal Cosmos

自分だけの地球儀になる球体ディスプレイ技術。NASAやJAXAのオープンデータを利用して絵柄を自由に変化させたり、センサーを活用してインタラクティブに楽しめる、宇宙好きにはたまらないプロダクト。

部屋に欲しいです…!!

09: Glu Tear

指に針を毎回刺すという患者にとってとても辛い血糖値測定を、涙を利用して測定する技術を使って実現しようとしているプロジェクト。コンタクト型デバイスの未来に挑戦するプレゼンテーションでした!

10: Re: Sound Bottle ☆4位(同点)→SXSW2015へ☆

声や音をボトル型をした楽器に吹き込むと、他の人の声や環境音とリミックスされて音楽を奏でてくれるサウンドボトル。音楽の祭りでもあるSXSWらしい楽しい作品で審査員を魅了し、四位を獲得!ギフトにピッタリです...!

11: PLEN 2

小型のオープンソースのロボットを作り、広めるプロジェクト。将来はスマートフォンの変わりに一人一台胸ポケットにロボットが入るというビジョンを語る姿はとても素敵でした!長時間の疲れも吹っ飛ぶくらいのかわいらしい姿が、会場を和やかに包んだラストのプレゼンテーションでした。

2014年3月から今日までの快進撃は、国内スタートアップを追いかけている人であれば実感できるはず…その名前をズラりご紹介!

[SXSW2014 出展チーム]

  • OpenPool:オープンソースのインタラクティブビリヤード

  • AgIC:銀ナノ粒子インクを利用した電子回路を簡単に作れようになるインク

  • Axelspace:低コストな超小型衛星

  • Skeletonics:NHK紅白歌合戦にも出演した外骨格スーツ

  • Moff:子どもに大人気のリストバンド型のウェアラブルおもちゃ

  • BOMB:誰でも簡単にセッションを楽しむ事が出来る電子楽器

2014年の詳しい様子は、未来予報WEBサイトでも紹介しております!!

それでは、オースティンで会いましょう!

SXSWvisiongraphSXSW2015