ビューティの未来 | 株式会社アリミノにて講演

ビューティの未来 | 株式会社アリミノにて講演

全国のサロン向けヘアケア製品を中心に手掛ける株式会社アリミノの総合研究所にて、弊社共同代表の曽我が社内勉強会Wacchaのオープニング講師として講演を行いました。

講演タイトル:FUTURE FORECAST - 未来の話で Waccha-Wacchaしよう

講演では未来を予報するVG流バックキャスティングの手法を説明し、これまでSXSWに登場した美容に関連するトピックや、ビューティーテックと呼ばれる新技術の事例を参考にしながら、ヘアケアやビューティ業界における次に来る{かもしれない}未来についてお話しました。

SXSWでもビューティ業界の参加者は近年増加しています。数年前から議論がされている、だれひとり取り残さない「Inclusive Beauty」、昨年盛り上がったAIを活用して一人一人に最適化される「Adaptive Beauty」、そして今年セッションで注目されたビューティの公平なアクセス性を保つ「Accesible Beauty」といった未来の兆しを先進事例とともにご紹介し、ビューティの未来予報をお伝えしました。

また、独自の未来年表を構想する上での土台となる「兆しマップ」をツールとして活用しながら、研究所員同士で意見交換を行うミニワークを実施しました。それぞれの未来に対しての捉え方、考え方をシェアする機会となりました。

参加者アンケートからの抜粋コメント

  • 新規テーマ創出や新製品アイディア提案など、何か新しい意見を出すときに常に未来(3年後、5年後、10年後)はどうなっているかを意識するようになり役立ちそうだと感じました。

  • 未来を考え、その未来を叶えるために逆算して今何をすればよいか考えられるようになりました。

  • 未来から過去に時間が流れるという部分に共感しました。個人的には20年後の自分の姿をいくつか決めてから、学位を取ったケースなどに当てはまると思います。当時は、漠然と考えていましたが、今回再認識することができて、今後の自分の人生で応用できる考え方だと思いました。また、未来予報に関しては、美容学校などで、将来の自分の姿などを想像したり、可能性を考えたり、その他の気づきを得ることができるのに役立つのかなと思いました。

  • 経験を積んでいくと経験則から考えられるようになる半面、固定概念にとらわれてしまいがちであるが、今回の勉強会を通じて自由な発想をしていくことが新たな価値を作っていく中で重要であると感じました。

  • 未来のことを考える機会は今までになく、考え方の視野を広げるという点ではとても学びになりました。研究だけでなく、開発や販促といった点にも活かせそうだと感じました。

 

アリミノ総合研究所 有村様からのコメント

アリミノでは、若手社員を中心とした社内改善活動としてWacchaというプロジェクトを発足し、今回は所内勉強会のオープニング講師として曽我様にご講演いただきました。

バックキャストという新たな考え方を学び、あるかもしれない未来を想像しながらミニワークを行う中で新たな可能性を感じたり、発想を広げたりすることができ、多くの学びや気づきが得られる貴重な時間となりました。また、未来予報カードゲーム「未来のしごと」を使わせていただき、異なる思想や年代の所員と語り合うことで所内のコミュニケーションの活性化にも繋がったと感じます。トレンドが目まぐるしく変わる業界でクリエイティブなモノづくりやイノベーションを起こすためには、、、など未来を見据えて今を動くことで、視点・発想が大きく変わる実感を得られ、私自身のターニングポイントになったと感じます。所員と大変貴重で有意義な時間を過ごすことができ、感謝申し上げます。

 

私たちの役割

●      未来に向けた視野を広げる未来予報のプレゼンテーション

●      バックキャスティングのアプローチの解説

●      各業界に関連する世界の先進事例と未来の兆しの解説

●      未来年表の土台(兆しマップ)を活用したミニワーク